婚活は変な人しかいないの?と感じる男性が見直すべき5つのポイント

「婚活をしてても、まともな女性がいない気がする」このように感じていませんか?
実際に私がカウンセラーとして働いていた時も、男性会員からは「変な人しかいないんです」という声をよく耳にしました。
しかし、その違和感は相手の問題ではなく、もしかするとご自身の視点や思考パターンに原因があるかもしれません。
この記事では、婚活で「いい人がいない」と感じる男性が陥りがちな5つの見落としポイントを元カウンセラーの視点から整理してお話します。
- 「変な人しかいない」と感じる婚活の違和感の正体がわかる
- うまくいかない原因が相手ではなく自分にあると客観的に理解できる
- 出会いの質を変えるために見直すべき具体的な5つのポイントが分かる
- 婚活で「選ばれる側」としての意識が持てるようになる
- 婚活方法の選び方やアプローチに新たな選択肢が見えてくる
ぜひ最後まで読み進めてください。
目次
婚活は変な人しかいないと感じる男性の共通点

「婚活は変な人ばかり」と感じる男性には、実は共通する視点や行動パターンがあります。
それは決して運が悪いわけではなく、無意識のうちに出会いの幅を狭めたり、自ら婚活を難しくしてしまっている可能性があるのです。
- 初対面での女性の言動を一部だけ切り取って「変わってる」と決めつけてはいませんか?
- あるいは理想像に合わない部分ばかりに注目し、良い部分に目が向かなくなっていないでしょうか?
ここでは、「変な人しかいない」と感じてしまう男性が無意識に取りがちな5つの行動と視点を紹介します。
中身を見ずに条件のみで相手を選んでしまう
- 年齢は20代から30代前半まで
- 非正規ではなく正社員が必須
- 料理や家事が得意な人がいい
といった細かい条件を積み重ねていませんか?これらの条件が厳しすぎると、当然ながら該当する女性はごくわずかになってしまいます。
また、条件が合致しても相性や価値観が一致するとは限りません。婚活はスペック比較ではなく人生を共にする相手とのマッチングです。
- 出会える層が極端に狭くなってしまう
- 本質を見る前に無意識に弾いてしまう
- 自分で自身も条件選ぶ男になっている
注意点として、条件はあくまで目安にしましょう。絶対条件とそうでない条件を整理することで出会いのチャンスは格段に広がります。
相手に渡さず自分が主導権を握ろうとし過ぎる
「俺が選ぶ側」という感覚を持ちすぎていませんか?これは無意識に女性を品定めする態度として伝わってしまうことがあります。
婚活は「選ぶ」だけでなく、「選ばれる」活動でもあります。
たとえば会話の中で自分の話ばかりをしてしまったり、相手の発言に耳を傾けず自分の理想像を押し付けるような姿勢は、女性に不快感を与えます。
主導権を持つこととリードすることは違います。相手の価値観や話に興味を持ち、丁寧に接する姿勢が結果的に「魅力的な男性」として伝わるのです。
恋愛経験が少ないゆえに妄想が膨らみすぎている
恋愛経験が少ないと「理想の彼女像」を頭の中で作り込みすぎてしまう傾向があります。その理想と現実のギャップにがっかりし「変な人だった」と感じてしまうのです。
たとえば「初対面でも自然に盛り上がって、一気に距離が縮まる」といった妄想に基づく期待を持っていると、実際のぎこちない会話や沈黙が耐えられなくなります。
理想を持つことは悪いことではありませんが、それに縛られて現実の出会いに柔軟に向き合えないと、婚活は空回りしてしまいます。
現実の出会いは以下のような特徴を持っています
- 最初から完璧な相性はほぼ存在しない
- 徐々に理解し合うことで関係が深まる
- 相手の違和感も違いとして受け入れる
頭の中の理想より目の前の人の良さに気づける視点を持つことが婚活成功の鍵となります。
なぜ変な女性ばかりと出会ってしまうのか?

「婚活は変な人ばかり」と感じるのは、決して偶然ではありません。実はその背景には自分自身の行動や思考の偏りが影響しているケースが多くあります。
特定の出会い方ばかりを選んでいたり、相手のプロフィールを表面的にしか見ていなかったり。自分では気づかないうちに出会いのチャンスを狭めていることがあるのです。
ここでは、なぜ似たようなタイプの女性ばかりに出会ってしまうのか?その傾向を生み出す3つの背景を詳しく解説します。
人ではなく出会いの選び方が偏っている
婚活の手段がマッチングアプリや婚活パーティーなど、特定の方法に偏っていませんか?
それぞれの婚活方法には参加層の傾向があります。たとえばマッチングアプリでは自己PR力が高い人が目立ちやすく、パーティーでは見た目や第一印象が大きく影響します。
出会いのスタイルが偏ることで起こりやすいこと
- 同じタイプの人としか出会えず、視野が狭まる
- 特定の環境でしか出会えないため比較の幅がない
- 「やっぱり変な人が多い」と思い込みやすくなる
うまくいかないと感じたら結婚相談所や趣味を通じた出会い、紹介など他の方法も取り入れてバランスを見直すことが大切。
相手女性プロフィールの読み取りが浅い
婚活アプリやサイトで、写真や年齢、年収などの条件だけで判断していませんか?
プロフィール欄には文章の言い回しや趣味の選び方、話題の傾向など相手の性格や価値観がにじみ出ています。
自己紹介文が短すぎたり、逆に長すぎて一方的だったりする場合は自己開示の仕方やコミュニケーション力を推測する材料にもなります。
読み取るべきポイント
- 趣味や休日の過ごし方 → 価値観や生活リズム
- 好きなこと・嫌いなこと → 感性の近さ
- 使う言葉や語調 → コミュニケーションのタイプ
条件以外の部分に目を向けることで、見逃していた“合う相手”が見つかることもあります。
選ぶ目線が強すぎると相手が引いてしまう
「この人はアリかナシか」というジャッジの目で見ていると、相手にも緊張感が伝わります。
出会いの場は本来、お互いの空気を確かめ合う時間。初対面での評価が強すぎると相手の本来の良さを引き出す前に壁を作ってしまうのです。
選ぶ目線が強いと起こること
- 相手が自然体で話せず本音が出にくくなってしまう
- 緊張感や居心地の悪さで、距離が縮まりにくくなる
- 「またか…」という空気が相手にも伝わってしまう
まずは対等な視点で相手に関心を持つことから始めましょう。ジャッジより知ろうとする姿勢が相手との距離を縮める鍵になります。
出会いの質を変えるために見直すべき5つのポイント

「婚活は変な人しかいない」と感じる状況を抜け出すために自分の視点と行動を根本から見直すことが必要。
相手を変えるのではなく自分の接し方や選び方を柔軟にすることで出会いの質そのものが大きく変わっていきます。
ここでは、今すぐ実践できる5つの具体的な改善ポイントを詳しく解説します。
相手の条件より「会話が合うか」で見てみる
婚活において条件は判断基準のひとつですが、それだけでは相手の本質は見えてきません。
むしろ会話の中で感じるフィーリングやテンポ、価値観の一致こそが日常生活を共にする上での大きな要素になります。
- 話をしていて自然と笑顔になれる
- 沈黙の時間でさえ心地よく感じる
- 会話の間も合い、話題が尽きない
条件より「一緒にいて楽かどうか」「話していて安心できるか」を大切にすることで見た目やステータスでは測れない相性を発見しやすくなります。
合わないからとすぐに結論を出さない姿勢を持つ
「一度会ってピンとこなかったからナシ」
そうやってすぐに相手を切り捨ててしまうと可能性の芽を自ら潰していることになります。初対面では緊張もあり、本来の人柄が見えにくいもの。
たとえば初対面では控えめだった相手が、2回目のデートでは打ち解けて話が弾むケースは少なくありません。時間をかけて関係性が育つことを想定して、少なくとも2〜3回は会ってみる、という心の余白を持つ姿勢が出会いを広げます。
- 良いところを1つでも探すつもりで会話する
- もう1回会ってから決めようと決めておく
- たった一度の出会いで完璧を求めすぎない
あなた自身も選ばれる側だと自覚する
婚活は相手を選ぶ活動ではなく「お互いに選び合う活動」です。つまり自分も相手から評価される立場にあるという意識を持つことが大切です。
- 柔らかい表情と聞き上手な姿勢
- 清潔感のある身だしなみ
- 自己開示と共感力のバランス
また、プロフィールや会話で自分の魅力を過不足なく伝える力も重要です。選ばれることに自信を持つには、まず自分自身の魅力を自分で理解し、磨く努力が欠かせません。
婚活手段を限定せずに複数試してみる
同じ婚活手段ばかりに頼っていると、出会える層が限定されてしまい視野も狭まりがちです。
マッチングアプリだけに頼っている人は写真や条件に頼った出会いになりやすく、内面重視の判断がしづらくなることもあります。
- 結婚相談所では本気度の高い相手と出会える
- パーティーやイベントでは会話の相性が見えやすい
- アプリは手軽に数をこなせるため自信をつけやすい
異なる角度から出会いを体験することで、自分にとっての“合うスタイル”が見えてきます。
出会いの質を上げるためにも多角的に試してみる価値は大いにあります。
第三者のフィードバックを活用する
自分の婚活のやり方に何らかのクセやズレがあっても、自分ではなかなか気づけないもの。
そんな時こそ、信頼できる友人や婚活サポートのプロにフィードバックを求めることが大切です。
- 自分では普通と思っていた発言が誤解を招く
- 相手条件の絞り方が極端になっている
- 会話の癖や態度が相手を緊張させている
フィードバックを素直に受け止め、改善に活かせる人は婚活に限らずどんな場面でも成長しやすい傾向にあります。
自分1人で抱え込まず、積極的に他者の視点を取り入れていきましょう。
【まとめ】出会いの質は相手選びではなく自分の視点で変わる
婚活で「変な人しかいない」と感じる原因は、相手ではなく自分の視点や行動パターンにあるかもしれません。
条件や理想に縛られすぎず、会話やフィーリングに注目することで見える世界が変わっていきます。自分の見方を変えれば、同じ場所・同じ人の中にも、今まで見えてこなかった魅力や可能性が現れてきます。
婚活で出会いの質を変えるために、ぜひ以下の5つのポイントを意識してみてください。
- 条件より「会話が合うか」を重視する
話のテンポや価値観の近さこそが、長く続く関係のカギです。 - すぐに判断を下さず、余白のある姿勢で向き合う
1回で見切らず、2〜3回会ってみることで相手の本質に気づけます。 - 「選ばれる側」としての魅力を意識して整える
清潔感・共感力・聞く力など、第一印象だけでなく内面の準備も大切。 - 婚活の手段を限定せず、複数のスタイルを試す
アプリ・相談所・イベントなど、多様な出会い方で視野を広げましょう。 - 客観的なフィードバックを受け入れる柔軟さを持つ
他者からの視点を取り入れることで自分の課題に気づけます
視点を少し変えるだけで見えてくる世界も相手も変わります。
「出会いの質」は、自分の受け取り方と選び方で大きく変わるもの。まずは今日からできる一つの見直しポイントを実践してみてください。
あなたの婚活が、より前向きで実りあるものになることを願っています。